皆さんは「仮面夫婦」という言葉を聞いたことがありますか?
最近ではおしどり夫婦として有名だった芸能人夫婦が離婚したという話を耳にすることもふえました。
コロナで家にいる時間が長くなったからこそパートナーの嫌な一面も見えてきてしまい仮面夫婦になってしまったというケースもあります。
今回はそんな仮面夫婦の実態やなってしまう原因について以下にまとめました。
仮面夫婦って?
仮面夫婦とは「冷めきった夫婦関係」のことを指します。
人前では仲の良い夫婦を演じていても実際の夫婦間は冷めてしまっている状態です。
自分達は仮面夫婦ではないと思っていてもいつの間にか仮面夫婦になってしまっているなんてケースも少なくありません。
仮面夫婦になる原因は?
お互い好きで結婚したにも関わらず、仮面夫婦になってしまう原因は何なのでしょうか。
以下に主な仮面夫婦になってしまう原因をまとめました。
浮気により関係が悪化
これといった証拠がなくても、相手の行動が怪しかったり「浮気」を疑うような行動をされると相手を嫌でも疑ってしまいます。
一度相手を疑いの目で見てしまうと、なかなか相手を信用することが簡単にはできなくなります。
相手への不信感を抱き続けたままずるずると生活していくと「もういいや」と諦め、そのまま仮面夫婦になってしまいます。
一度失った信頼を取り戻すのは難しいです。
相手を不安にさせない行動を日々こころがけるようにしましょう。
相手の変化が受け入れられない
結婚前はスリムでイケメン・かわいかったパートナーが歳と共に太ったりと激変してしまい気持ちが冷めてしまったことはありませんか?
結婚後のお互いの変化を受け入れられないと仮面夫婦になってしまう可能性が高いです。
お互いの見た目だけでなく、内面もしっかりと見てあげるようにしましょう。
大切なのは見た目ではなく中身だということを忘れないことが大切です。
関心がなくなった
結婚前からお互いへの関心があまりなく、成り行きで結婚してしまった夫婦もまた仮面夫婦になりやすいです。
お互いが今どこでなにしてるのか興味がなく、どうでも良い、そもそも会話をあまりしたくないなどの必要最低限の事しか相手への関心がない夫婦を仮面夫婦になる可能性が高いです。
しっかりとお互いへのリスペクトを持ちながら、日々のコミュニケーションを取るように心がけましょう。
価値観が変化した
長年夫婦を続けていると、お互いの変化をあるものです。
その中でも、お互いの考えや言動が変わってしまったことからの意見の不一致などからすれ違いが多くなり、仮面夫婦になってしまうケースもあります。
生活リズムの感覚にずれが出てきたりすることでの相手へ不満が溜まり嫌悪感を抱いてしまうことも多いです。
価値観の変化は生きていく上であることです。
ある程度の変化は広い心をもって受け入れることが重要です。
仮面夫婦を続ける理由は?
夫婦間が冷めきってしまっているのになぜ離婚をしないのでしょうか。
仮面夫婦を続ける主な理由を以下にまとめました。
子供に迷惑をかけたくない
やはり子供には寂しい思いはさせたくないですよね。
片親になることで、子供との時間も少なくなりますし、他の家庭と自分の家庭が違うということを簡単に受け入れられる子供も少ないと思います。
子供の幸せを考えると離婚したくても出来ないため、仮面夫婦を続ける人が多いようです。
親に心配させたくない
親は自分の子供の幸せを喜ぶものです。
「結婚した際にとても喜んでくれた」、「離婚すると悲しませ、余計な心配をさせてしまうのではないか」という気持ちから、仮面夫婦を続ける人もいるようです。
仮面夫婦を続けるのは辛いことも多いため、思い切って自分の本心を両親に伝えて、現状を回復できる解決策を見つけることも一つの方法だと思います。
周りの目線が気になる
社会のコミュニティで生きていくうえで、「世間体」は誰しもが気にするものです。
やはり「離婚」というのは一般的に悪いイメージの方が強いので、自分のイメージを守るためにも仮面夫婦を続けるという選択肢を取る人が多いのも事実です。
経済的な理由
これから自分が働けなくなった老後の事を考えると夫婦を続けていた方が良いと考える人もいます。
老後一人で暮らすと何かと面倒なことが多いのが現実です。
人にとってお金は幸福度を測る一つのツールでもあるので、経済的な面も考えると安易に離婚は出来ない人も少なくありません。
仮面夫婦のデメリット
仮面夫婦を続ける理由についてお話しましたが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
以下にまとめました。
子供に悪影響
夫婦間が冷めきってしまうと、すれ違いも多くなり、喧嘩の回数も多くなります。
そうすると、必然的に子供の前で喧嘩や口論することも多くなると思います。
両親のそのような光景を目の当たりにすると、子供は愛されている自覚がなくなってしまい、消極的になったり、結婚に対して良いイメージがなくなったりと悪影響を与えてしまいます。
更に、思春期の際には家出や引きこもり、うつ病になってしまったり、過去のトラウマから人に対する愛情が薄くなってしまうなんてこともあります。
精神的不安
嫌いなパートナーとずっと一緒にいることで、日々の生活が辛くなり、精神的に病んでしまうことも少なくありません。
精神が崩壊してしまっては元も子もありません。
経済的な面や子供のことなど考慮しても自分が耐えられないと思ったならば離婚という選択しを考えるのも一つの手です。
自分の心の健康を第一に考えることも重要です。
まとめ
今回は仮面夫婦についてお話しました。
夫婦というのはお互いを尊重しあい、リスペクトをもって接することが重要です。
お互いの変化をしっかりと理解し時には広い心を持ちながら、日々の生活を送っていくことが仮面夫婦にならないためには必要です!